現在日本株や外貨商品を持っている人は「いつまでこの堅調さが続くのかなあ」と不思議に思いながらも、目先は大きく流れは変わりそうもないと、ゆったりして投資されている人が多いと思います。それぐらい、日本株が急落したり、急な円高が発生したりする要因が見当たりません。これだけ安心して持てる時期も珍しいですね。
マイクロソフト社の新基本ソフト(OS)が30日から日本で発売されます。パソコンの買い換え需要を期待して、低迷が続くパソコン業界の「起爆剤」になるかと期待されています。これを見込んで、関連各社は新商品を投入しました。
私はと言えば、全く興味がありません。未だに「ウィンドウズXPパソコン」を、新しい「ウィンドウズ・ビスタパソコン」に買い換えることで、どんなメリットが実感できるのか、イメージが沸きません。私のような方が多いようで、年初から値下がりが顕著だった「ウィンドウズXPパソコン」に割安感が出て、こちらを購入する人が出始めたと聞きます。
昨年も、携帯電話の番号ポータビリティ解禁を機会に携帯電話の買い換えが増えると見込んで、新機種を投入しましたがスカになりました。今回のビスタの売れ行きはどうなるでしょうか。
海外を見渡せば、原油下落などが響き、景気に沸いていた中東経済の成長に陰り。これまで積極投資した大型の不動産開発の完成が目白押しで、年内に調整局面に入ると懸念する専門家の見方が出ているそうです。世界的な資産価値の上昇に貢献したオイルダラーは今後も積極的にグローバルに投資を続けていくのでしょうか?
必要以上に慎重になることはないと思いますが、半年後振り返って「今年の年初はみんな強気だったよなあ」と冷静に受け止められるように、これからの強気相場と付き合っていきましょう。
「何か都合良く喧伝されていない?」「それは実際に思っているの?それともあなたの期待?」と、そのまま信用して良いのかと疑うような大本営的な情報が多くなっているように思います。