膠着状態続く、急落で拾うチャンスがあるか!!

 想定内。国内株式は相変わらずさえない動き。為替はジリッと円安修正の兆し。一段下げ、そして二段下げがもしあった時に、「もっと安く買えるのでは」と欲をかき、想定買い価格を引き下げ、買い場を逃し、後悔しないように、冷静な今「ここまであったら取り敢えず買う」という期待価格を固めておきましょう。
 未だにもやもやしている日興の不正会計問題も、旧経営陣3人に総額33億円の損害賠償を求めて提訴されました。これにより、司法の場で事実解明がなされることを強く望みます。日興が提訴したことにより、東証の上場維持を決定した根拠が問われるという見方もありますが、そんなことは重要ではないと考えます。このまま、どうして今回のような事態が発生し、誰に責任があるか、あいまいなまま放置しておくことは、証券市場の透明性を疑いますし、今後同様な事由が発生しないように厳罰で対処すべきです。未だに、日興を見つめる回りの目は厳しく、十字架を背負って、世間から認められる自己改革の努力が、これからも求められます。