「今度の担当者は頼りない」編

投資で失敗して後悔している方の相談を17年受けてきました。

金融機関の担当者は、2,3年ごとに部署替え等で交代します。そうすると、新しい担当者に当たり外れがあるため、「今度の担当者は頼りない」とか、「自分の売りたいときにしか来ない」とか、「何度も同じ話をしに来る」とか・・・・担当者に対する愚痴を聞くことが多いです。

金融庁のヒアリングでも「担当者の知識不足」に対する不満の声が多かったと聞きます。

特にお金周りの話には、家族の機微に触れるもの、誰にでも相談できるという話でないことが多いので、担当者同士の引き継ぎがされていない金融機関は「信頼できない先」として顧客から切り捨てられても仕方ありません。

その点私には交代がありませんから、長くつきあえば付き合うほど、「前川さんに相談するのが一番楽」と喜ばれます。

手前みそではありますが、「前川さんみたいに、聞きたいときに聞ける人がいるのは有り難い」と言われることは多いです。

何よりも、私の仕事をよく理解していないだろう、うちの嫁さんから「お父さんが担当についた人はラッキーだね」と言われて、何故かうれしい・・・誇らしく思える自分が不思議な感じです。