日経ヴェリタスに寄稿します(2024年6月~2024年7月)

日経ヴェリタスから債券投資について原稿依頼があり、
2024年6月から7月にかけて、4週間4回シリーズで寄稿します。

2008年に「いま債券投資がおもしろい」という本を書きました。
債券についての本は地味で小難しくて売れず、どこの出版社も債券の基礎からの内容で出版するのをタブーにしていました。ところが、その出版担当者が「売れなくてもいい・・とは言わないが、債券投資のこのチャンスに書きましょう」と世に出ることになりました。
当時は、2008年の金融危機で、当時のアメリカ自動車産業は苦境に陥り、クライスラー、フォード、ついにはGMまでも破綻するかもという時代になり、社債を中心にかつての投資適格銘柄が低格付け債(ジャンク債)へと格下げが頻繁に行われ、米ドル建て社債の高利回り債券がゴロゴロと巷に溢れました。振り返れば、宝の山。債券投資の絶好の好機でした。

そして、現在、金利のない世界から金利のある世界へと世の中のステージが変わりました。
これからしばらくは、確定利回り商品、債券投資に注目が集まると私は確信しています。

日経ヴェリタスからの依頼は、金利がある世界に向けて債券投資の号砲ではないかと個人的には感じています。

債券投資は知って損のない投資。
知っとかないともったいない。

改めて、訴えていきたいと思います。