現在株式相場も、商品相場も、為替相場も煮詰まっている状況です。上に行っても、下に行ってもおかしくない、不安定な状況です。専門家の見方、バラバラです。相場の流れを理路整然と説明できたとしても、その通りに動くとは限りません。むしろ、理路整然と間違えることの方が多いのではないでしょうか。
私は2年を超えて、金利を引き上げ、金融引き締め政策を継続してきた米国に対して、このまま引き締め政策を継続するのか、それとも打ち止めにするのか、市場が米国に判断を求める時期が8月にくるのではないかと考え、相場がどちらの方向に動いても対処できるように心の準備をしています。
心の準備と言うことは嫌なことも覚悟するということですから、「相場がこう動いてもらわないと困る。絶対こう動くんだ」という何かに賭ける気持ちにさせる要因を「反対に動くこともある」と思えるように行動し、準備します。
バブルの最終局面に向かうスタートになるかも知れません。この機会を楽しめるように、固定観念を捨てて、相場を受け入れ、自分にあった投資スタイルで参加しましょう。「さあ、台風が来るぞ〜」。