2010

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資産の内訳を変える機会の週になるか!!

為替相場も株式相場も、あるものは強く、あるものはそれほどでもなく、あるものは弱いといったふうに、全体ではなく、個別の対象でマチマチの値動きになっています。 しかしながら、相場全体としては、新たなリスクマネーの参加が増えてきている傾向にあり、...
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ハイ・イールド債からアジア新興国株式一色に!!

株式市場は、割安から妥当、そして割高へと進み、終には天井を打ち、自立反発狙いの買いを蹴散らし、「割安になった」と挑んだ長期投資家をも蹴散らし、失意と後悔の海にうっちゃります。昨日までぴかぴかに見えた企業も生き残るかと心配され、先の利益なんか...
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期待がかかる米国、取り残された日本!!

米国株式や新興国株式は堅調な元気のいい展開を見せる中、同じマーケットにあるにもかかわらず、日本市場は見放され、取り残され影が薄い状況です。ここまでくると、奥ゆかしいというのは皮肉であり、主張がないということの現れでしょうか。  同じ追加金融...
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ドル70円台の重さ!!

9月15日に日本が単独為替介入を行った1ドル83円割れのタイミングは非常に重要なポイントだったと以前このブログの中で申し上げました。そこを日本政府が放置し容認をしたら、82円を割れて史上最高値の79円をも割り込んで、77円をめざすことを覚悟...
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「何に投資したらいいんでしょうか?」の前に必要なこと!!

投資相談を受けていると「今、何に投資したらいいんでしょうか?」という質問をよく受けます。 「今日の晩ご飯は何にしたらよいのでしょうか?」 「じゃーカレーで・・・」そういう答えを期待しているのでしょうか?うちの家内のように、「それはないなあ」...
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米国の追加金融緩和に過大な期待・・・、大丈夫かあ??

米国の追加金融緩和期待で「これって少しはしゃぎ過ぎじゃん??」って見えるぐらい価格の値動きが大きくなってきているものが目立ってきました。 「いつ頃やる可能性が高いのか?」と冷静に考えてみれば、まだ3週間も先の話。 市場はどんどんわがまま、傲...
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銀行が債券に積極的な取り組みを見せないのが不思議??

本日の日経記事に「個人向け国債 応募最低」とありました。財務省の発表では10月発行の個人向け国債の応募額が過去最低の865億円で、コンスタントに1兆円〜2兆円を集めた時期から大きく落ち込んでいる。 原因はもちろん、金利水準が低いためであり、...
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日銀にこれ以上の追加金融緩和策を期待するのは気の毒だ!!

日銀は、「これで文句あるか」と札を切って、まわりを見据えたような政策を決定したと思います。「量が小さい」だの、「結局、ドル安に変化がなかった」だの、まだまだと求める声もあるが、「そこまで、今の日銀に求めるのは気の毒」でしょう。日銀のこの行動...
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日銀、努力が見えない政府の尻を叩く番!!

本日は注目されていた追加的な金融緩和策の内容が示される日です。無策で日銀に頼るしかない政府がそれでも「頑張っています。努力しています」と言えるムードを許しているのは、「日銀ができることをまだやろうとしていない」という避難に隠れていられるから...
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せっかくのいい金融商品であっても・・・!?

日本を除く株式市場はジリジリと下値を切り上げ、堅調な動きを示しています。為替市場ではドルの独歩安で、円は83円を今後割った後、その後さらに円高に向かうのか、それとも再度円高期待を跳ね返して当面の円の高値とするのか、「83円割れ」を前提にした...
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行きつ戻りつの2010年も後半戦に入りました!!

これまでのところ、2010年の寅年相場は「寅千里を走る」の相場格言通りのボックス相場となっています。何度か「あの時は買っておけば良かった」、「あのときは売っておけば良かった」という機会を経験し、そして、何度か「今買うべきか?」「今売るべきか...
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できることがあるのにやらない日本が反面教師に!!

日本と中国とのやりとりを見て、「中国にはああいう対応をしたらいけないのか。中国と上手に付き合うには事前にこういう準備をしておいた方がよいのか」と日本を反面教師にする近隣国の動き。  「中国の脅威が高まっている内に、ビジネスチャンスをとらえる...
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大きく深呼吸して〜、吐いてェー!!

最近の話題は、眉間にしわ寄せる話しばかりで、ついつい不機嫌になりがちですね。相場は相変わらず、ドル安・円高。国内市場は海外次第で、寄り付きの動きで、その後が決まってしまう退屈な展開です。そんなときは、気分転換です。 そこで、お勧めなのが「腹...
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いい、悪いは別にして、追加金融緩和一色に!!

いい、悪いは別にして、米国は追加金融緩和を表明し、日本も、円高・景気対策両面の対症療法として、単独為替介入の姿勢を継続し、政府・日銀一体で追加金融緩和に舵を切らざるを得ないところまで追い込まれてしまいました。在庫の少ないカンフル剤ですが、景...
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国益を守る意志があるのか、貫くことができるのか??

本日は日経CNBCの番組に出演しペイオフの話をさせていただきましたが、その前と後で、新生民主党政権への見方が大きく揺れました。  番組が始まる直前に「ドル売り円買い為替介入が入った」という噂が入り、日経平均株価が前日比プラスまで上昇しました...
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米国の例がなぜ、日本ではあてはまらないのか?

米連邦準備理事会(FRB)は「必要なら追加緩和の用意がある」と明言し、事実上のドル安進行を容認しています。その追加緩和の根拠は「物価上昇率が最適と判断する水準より低い」というデフレに対する懸念です。  日本の物価の状況は、世界が「あんな風に...
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再び、ドル円の水準が試される時!!

為替相場は、円売りドル買いの単独為替介入後、皮肉なもので、当のドル以外のユーロや豪ドルは綺麗に円安へ向かって水準の訂正が行われています。ユーロは113円、豪ドルは82円を絡んだところまで円安に、ドルに対してはユーロが1.330、豪ドルは0....
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「何を繰り出してくるか」、無策の反動!!

これまでの1年間、民主党政権は政局ばかりに気を取られて、景気対策、円高対策の手を何にも打ってこなかった。無策の一年でした。  「これまで何もしてこなかった」という無策であったことが、ここに来て、「景気・円高対策として、何を繰り出してくるか」...
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そんな低い金利でお金を借りられたら、ねえ??

10月発行の個人向け3年国債の利回りは年0.11%。この金利では、さすがに買う気にはなりません。一方で、銀行の3年定期の預金金利は0.08%。国債よりも利回りが低い。 そんな低い金利でお金を預金者から集めているにもかかわらず、運用先に困り、...
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有言実行内閣、言い得て妙!!

八方美人に思いつきの無責任発言を繰り返して、ひんしゅくを買ってきた民主党政権の1年。新しい菅内閣のスローガンは、おそらく多くの国民が願っていた「有言実行」でした。「本当にやってくれよ」と今は少し疑う気持ちが残りますが、応援をしたくなるほどの...