待ちに待った円高局面!!

 「株価はもっと下がれ」、「為替はもっと円高になれ」とずっと願っていたにもかかわらず、いざそういう場面に遭遇すると新規投資に躊躇してしまいます。

 何度かこのブログでは紹介してきましたが、私は経験則から、「米ドル為替の5円波動」を為替動向のモノサシにしています。為替は理屈だけでは動きません。「何で円高になる〜」、「何で円安になる〜」とわめいても、動くときは動いてしまうのです。
 私は米ドルの117円を真ん中に、5円幅のレンジでトレンドが形成されていくと考えています。
たとえば117円を割り込む円高になったら「112円までの円高はあるんだな」、117円を超える円安になれば「122円までの円安はあるんだな」と考えます。
すると現在は、112円、107円、102円、97円、92円、87円の位置です。つまりドル87円を割り込むと「82円までの円高はあるんだな」と考えるし、87円から上の円安で推移すれば「92円までの円安はあるんだな」と考えます。そういう意味では、現在のドル87円の位置は私にとって非常に注目している位置なのです。
 ドル安の一方で強く推移している金価格、豪ドル、ユーロの今後はどうなるかも興味深いですね。
いずれ反動安は当然あるでしょうが、どこの水準まで想定しておけばよいのでしょうか?
私はこういうことに頭を巡らして考えるのが大好きなので、ワクワクしています。
「金融危機が騒がれた2009年の相場はえらく大きく動いたねえ」と懐かしく振り返るのはいつのことになるでしょうか。