ユーロ首脳達の着地点を探る動き!!

ドラギECB総裁は、独紙ツァイトへの寄稿で、ECBは「常に、託された責務の範囲内で行動する」と明言。「しかしながら、その責務を果たすために時には、伝統的な金融政策以外の手段の採用が必要であることが理解されねばならない」と論じた。

ドイツ・イタリア首脳は29日ベルリンで会談。メルケル首相は会談後の共同記者会見で欧州連合(EU)条約に言及し、「ESMに関する限り、銀行免許の付与は条約と相いれないというのが私の信念だ」と言明した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁も同じ見解だと述べた。

いずれもブルムバーグニュースから抜粋したものです。

ユーロ危機脱却に向けて、具体的な一歩を踏み出さざるを得ない状況に追い詰められていて、実際、合意に向けて、歩み寄りは仕方無しとは考えるけど、「これだけは無理」と主張しておかないと自分の立場が守れない。
 そんな首脳各々のサヤあてが起きている模様です。

 いろいろ見方がありますが、私は、やはり「米国のFRBが何をしてくれるか」よりも「ユーロ圏で何が決まるか」のほうが、今後の相場打開に向けて重要だと思います。いまだに、表に出て目立つことがないのが不満ですが、話合いが決別したとも聞きませんので、期待したいと思います。

 スペインが金融支援の要請に後ろ向きであるかの話しが伝わってきているのが気になります。是非、英断をしてほしいと願います。

 ところで、日本の政治家の報酬は日当にすべきなのではないでしょうか?実働日数を考えると、税金泥棒です。もし、この実働日数で政治が回るなら、議員の数はとてつもなく多すぎます。政治家の報酬は一律ではなく、政治家ごとの申告で決めてはどうでしょうか?そうすれば、働きぶりに「もらいすぎ。請求できない」という考えに至るかも知れません。