株価は下がる、円安は進む前提で投資を考える!!

 株価も為替も水準が膠着状態に入っています。私は今後の想定を、株価は買った途端に下がること、為替は待っていたら円安が進むことを念頭に置いています。


 買った後に株価が下がっても、「あーやっぱり」と冷静に受け止めて、想定通りの結果に対して、追加投資を行うのか、損切りして撤退に踏み切るかの行動パターンを決めておく。


 円高に振れる場面あることを期待していたけど結局踏み切れず、円安基調に戻ったとしても、「あーやっぱり」と冷静に受け止め、様子を見るのか、持っているものを売るのか、水準が少し変わっても買ってみるのかを決めておく。


 ドルが112円を超えた時間が長くなると「110円割れ」は円高水準として景色が見慣れてきて、円安に向かうピッチが早くなりがちなので、その時々で冷静な投資判断を行うのは難しく焦りがちになります。


 「円安が行き過ぎるのは好ましくない。為替の安定を求める」なんて声が出れば出るほど、相場なんて行き過ぎるものです。円安基調に振り回される展開はこれからが本番と言えるでしょう。悩ましい。


 ところで、自民公約が出ましたが、「地方創生」「女性活躍」と新しい看板がメインになっています。その前に掲げた「農業・雇用・医療・エネルギーの岩盤に穴を開ける」はどうなったのでしょうか・・ねえ。


 この2年間の成果を自民党として、どのように総括し、「この点はできた」「この点はできなかった」「何が障害だったのか」「その障害は乗り越えられるものなのか」を自民党自身が振り返って国民に示すべきなのだと思います。


 こんなに課題を積み残してきましたと誇るために作成したのではないと思いますが、課題を羅列しただけの「政策BANK」を出す神経を疑います。課題が分かっているなら早くやりなさい。羅列することでどんな意味があるのでしょうか。