個人的には、現在の投資環境は退屈で、跳ねるような上昇があれば売り、意外な下げがあれば買いという場面の準備をしていて、そういう機会がなさそうな相場と見れば、結果を確認するだけという日々です。
例年以上に、今年は年初からバタバタしておりまして、「相場はこんな状態なのだから、まずはそちらに注力して片付けなさい」ということなのかなと受け止めています。
アベノミクス相場と期待で盛り上がる状況はやはり2013年で燃え尽き、シェール革命と期待で盛り上がった米国株式相場もピークを過ぎてしまったように思います。
そういう意味では、新しい期待の動きが具体的に見えてこない限り、言い古された内容の繰り返しでは、再び期待で盛り上がる相場は当面来ないのではないでしょうか。
日銀による株式・リート・国債の買付で相場が支えられる・・・、これは想定内。
2014年度決算では、円安・原油安メリット分の上乗せがあるはず・・・もしあったにしても一時的なもの。大事なのは2015年度以降がどうなるか。
TPP、農業改革など、成長戦略の行方・・・・過程の議論には疲れた。実際の内容を確認しないと買い材料として先回りをして買う気になれない。
現在までのところ、未(ひつじ)年は辛抱の年で合っていると思います。