円・米ドル為替は、今年2月のドル急落前の水準120円手前まで戻ってきました。やはり3月中の115円台までの突っ込み、そして117円までのコストでドルなど、クロス円は押さえどころだったようです。現在99円前後の豪ドルは90円前後、163円前後のユーロは153円前後で手当が出来ました。
円独歩安が、米ドル独歩安と質が変わってきましたが、個人的には、「米国景気減速による利下げ期待→ドル安進行」から「米国景気個人消費堅調+賃金コスト上昇+原油等商品じり高、インフレ懸念払拭出来ず」→「利下げ期待後退」→「米ドルの一段下げ期待後退」へと変わり、徐々に妥当水準探しで米ドルじり高を予想しています。期待を込めてではありますが、米国の長期金利は現在4.7%ですが、4.8〜4.9%ぐらいの上昇を期待しています。
まだしばらく為替の動きが大きく上下する機会が続くと思います。金利と為替がいいとこ取りできる水準があればと、調子の良いことを考えています。
逆に現在の水準では、株式など、値上がり利益を期待する投資については、目利きに自信があるもの、勝てる自信があるタイミング以外は慎重です。思いつきやムードで行動しない方がよいと思います。