最近は「サブプライム問題」という言葉を聞かない日がないくらい、大流行です。円高になったのも、株安になったのも、サブプライム問題で先が見えないから・・・。
以前も申し上げましたが、私の相場のモノサシは、たまたま語呂が良い、「日経平均株価17000円」、「長期金利1.7%」、「1ドル=117円」を現在の妥当値だと考えています。その水準にほぼこの1週間で届きました。勿論相場に行き過ぎはつきものですから、この先更に水準が行き過ぎることもあるでしょうが、現在の水準から割安の水準になっていくと考え、そんなに深刻に考える必要はないのではないでしょうか。全く根拠はありませんので責任は取れませんが、個人的には年末にかけて、もう一度それぞれの相場の高値を目指す動きがあると楽観しています(日経平均株価18500円、長期金利2%、1ドル=123円)。
当初「サブプライム問題」は取るに足らないものという専門家の見方が大半でしたが、今はこの問題の解決が見えない以上相場の好転は考えにくいと多くの専門家を言わしめる大問題になりました。「あれがこうなったら・・・大変」、「これがもし、あーなったらもっと大変」と、先の先まで見越した不安が垂れ込めています。私には、現在の状況がそのように見えます。不安でおびえ、事実確認で少しずつ冷静になっていく。山は下りだしたのではないでしょうか。
私はここの場面はひるまず、人よりも先に事実を確認してやれと、カッと目を見開いて、この相場と付き合っていきたいと思っています。