最近、田中貴金属の純金・プラチナ積立のコマーシャルにはまっています。耳に残りますねえ。
金利がつかない純金やプラチナ。安全資産として持ってはみたものの、金利が楽しみである金融商品とは違いますから、ついつい値動きに目を奪われてしまいます。
田中貴金属としては、金やプラチナの価格変動に振り回されず、ペーパーマネーとは異なる資産として、継続して関心を持ってもらいたい。通常のキャピタルゲインを狙う投資・投機商品みたいに、「安くなったら買い。高くなったら売り」を繰り返す人の道具のひとつではなく、通貨の代わりに持ってもらいたいという願いを込めたCMなのではないかと、私は受け止めました。
「先は分からない。だけど持たないのも不安だ」という人にとって、投資の踏ん切りをつける良い方法が、この積立投資。金価格の水準が「高いのか。妥当なのか。まだ安いのか」に思い悩む人の心理に配慮したCMだなあと思って、CMソングを聴いています。
ところで、政府・与党の独立行政法人の整理合理化計画は国民をなめていますね。渡辺行革相のコメントは「ぎりぎりの合格点ではないか」でしたが、本当にそう思っているのでしょうか?
ここは「冗談じゃない。こんな答えで国民が納得するわけ無いでしょう!!」と、怒ってちゃぶ台をひっくり返してもらいたかった。そんなことまでしなければ、自民党は本当に変われない政党になってしまったのでしょうか。
ついこの間の公約もとぼける政府・与党が、2,3年先の改革を約束しても誰が信じるのでしょうか?本当に仕事していないなあとあきれます。
政治家の皆さんの、今をコツコツ頑張っている姿、とんとしばらく拝見したことがありません。
大きな事は最初から望んでいません。どうも、国を挙げて「年末ジャンボが当たったら」にかけているような、他力本願で政治が動いているようで非常に頼りなく思います。
為替相場は年末のドル需要が旺盛で、ついに米ドルは114円台。年末はどの水準で越えることになるのでしょうか。