本日、日経新聞では日経新聞社内で立ち上げた研究会でまとめた年金制度改革に関する報告を一面で取り上げていました。「ついにここまで来たか」と私は感じました。
「これ以上、年金制度改革を政争の具とし、放ったらかしにされてはたまらない。だったら国民から提案する気運を高めよう。内容に問題があるなら、どこに問題があって、どうしたらよいかの代案を出せ。先送りはもはや許さん!!」と、国会に最後通牒した感じ。そこまでは意図していないのかな?
いずれにしても、呆れるを通り越して、危機感からの行動だと思います。
省エネ・クリーンエネルギーに先行し強みがある日本が、これだけ環境問題に注目が集まっている時期に、何故リーダーシップが発揮できないのか?
くたびれかけてきた中国や韓国など近隣諸国も、できれば日本とうまく付き合っていきたいと方向転換しているのに、何故日本から提案できないのだろうか?
日本が割安に放置されているのは、待っているだけで日本からの働き掛けや提案がないからではないでしょうか?外交努力とは、「主張されたらどう対応するか」という受け身の対応のことをいうのでしょうか?国民から「何故動かないんだ?」という声が上がらないと議論が進まないというのでは情けない。国会の皆さんはどう受け止めているのでしょうか?
日本株式相場は本日も変わらずの軟調地合い。私の仲間たちとの話で共通して出てくる話は「大分安くなってきたねえ」ということと「日本株おもしろくなってきたねえ」ということ。正解はありません。悔いの無いように、投資を楽しんでください。