クルム伊達公子。12年ぶりにプロツアーに参加し、4月27日シングルス予選からひとつずつ勝ち上がり、シングルス準優勝、ダブルスはなんと優勝と快進撃だった。20歳以上の年下の新進気鋭選手との戦いも楽しんでいるかの様子。余裕などあろうはずはなく、ただコートに立っていることを楽しんでいる様子が感じられました。
引退後12年間も人知れず鍛練を積んできた結果だと思います。誰がここまでの活躍を予想できたでしょうか?こうした舞台で結果を出せる、強い運も感じました。今後、更なる活躍を期待します。
昨日は嫁さんとウオーキングではなく、サイクリングに出掛けました。途中寺の境内に入ると、演歌歌手二人のライブに出くわしました。せっかくだからと聞いてみると、やはりプロの歌声は違います。一曲、二曲と聴くにつれて、応援したい気持ちと、先を聴きたい気持ちで、最後まで聴いてしまいました。今の年頃がわかりませんが、15の時からプロの演歌歌手のようです。
一生懸命、短い時間内で自分のことを多く知ってもらえるように、エピソードも交えながら、観客に語りかけていました。「朝の4時にラジオの番組を持っているんです」。「朝の4時かあ、大変だなあ」と思った一方で、そう言えば八代亜紀が売り出しの頃、「頑張ってください」とトラック野郎(今は死語ですか?)向けに深夜早朝番組を持っていたことを思い出しました。嫁さんが隣で何度も「頑張れえ。頑張れえ」と祈りともつかぬ声援を送っていました。
殺伐とした、人に無関心な事件が多い世の中になりましたが、たまに「人の見ていないところでの努力が実を結ぶ」出来事に出会うと救われる気がしますね。