新聞の厚さが薄くなりました。朝刊は夕刊、夕刊は号外のように、薄くなりました。
広告の量が少なくなり、本の新刊案内と円高還元と銘打った旅行案内などが主となっています。
ここ最近、このブログでも紹介していますが、投資の関心は、目先の動きに振り回されるのに疲れ果てて社債など確定利回りものに移ってきています。
情報を発信する者として、いままでの延長上のやり方では情報を欲する人のニーズとはずれてきているような気がしています。マス、全体に対して受けを狙うのではなく、効率は悪いのですが、個別のニーズに対し、丁寧に応えていく対応が必要な気がします。
閉塞感が漂う今だからこそ、求める人は多く、大きな宣伝や大きな看板よりも、口コミによる情報がますます重宝な存在になるのではないでしょうか。
逆に、一度、世論が口コミでペケをつけると、汚名返上するのは至難ですね。
今週は昨年9月のリーマンショック後につけた日本株の安値を割り込み下値を探る展開になるのか、それとも「さすがにこの水準以上は売りづらい」という下値を確認する展開になるのか、に注目ですね。
円高でやられ、円安になっても反応しない日本株。これは日本株がふがいないのではなく、「それでも日本の傷みは大したことがない」という日本の鈍感さに世界が失望し、ノーを突きつけられているのだと思います。
「私は政治のことは分からない。日本人として今私にできることは、自分の本分をきちんとやるしかない」とテレビで話している方がいましたが、私もその通りだと思いました。