ぴんころ情報どっとこむを立ち上げたのはこんな思いからでした!!

「こんな場所が欲しかった」を形に。 シニアの家族に寄り添う「ぴんころ情報どっとこむ」を立ち上げる

こんにちは。私はこれまで24年間、投資の専門家として、投資で後悔されている方々や資産運用に悩む多くの方々の相談に乗ってきました。長年お付き合いを続けてきたクライアントの皆様も、今では多くが70代、80代を迎えられています。

そんな中、私が6年前に立ち上げたのが「ぴんころ情報どっとこむ」という活動です。なぜ投資のプロである私が、シニアの悩み全般に答える窓口を作ったのか。そこには、今の日本が抱える課題と、私自身の思いがありました。今回は、その背景と私たちが目指す未来についてお話しします。

  1. 既存の相談窓口への「違和感」

世の中には「シニアの悩みに答えます」という団体が数多く存在します。しかし、その多くが不動産、保険、相続といった「お金回りのビジネス」に直結していることに気づきました。

もちろん、それらも重要です。しかし、ご家族が日々抱く不安はもっと切実で、些細なものです。 「最近、親の物忘れが気になるけれど、どこに聞けばいいの?」 「退職後の生きがいを見つけたいけれど、きっかけがない」 「今の生活習慣で、本当に健康を維持できるだろうか」

こうした、専門家に聞くほどではないかもしれないけれど、誰かに背中を押してほしい「ふとした疑問」を気軽に相談できる窓口が、驚くほど少ないのです。「こんなことを知っていたら、違う選択をしたかもしれない」と後悔する前に、気軽に駆け込めるインフラを作りたい。それが「ぴんころ情報どっとこむ」の出発点でした。

  1. 金融業界の「不都合な真実」への抵抗

私がこの活動を急いだのには、もう一つの理由があります。それは、長年身を置いてきた金融業界の「おかしな常識」への抵抗です。

多くの金融機関は、お客様が70歳を超えると急に守りの姿勢に入ります。「認知症のリスク」や「家族からのクレーム」を恐れ、積極的な提案を控えるようになるのです。しかし、商売とは本来、お客様の年齢や状況に合わせて寄り添い方を変え、より深く付き合っていくものではないでしょうか。こちら側の都合で、付き合い方を変えてしまうのはおかしいと思いました。

ただ、70代以降のお客様が必要とされるのは、もはや「お金の殖やし方」だけではありません。健康、生きがい、いろいろな整理(物も心もです)。こうした人生の複雑な課題に、私一人の専門知識だけでお応えするには限界がありました。

  1. 信頼できる専門家を「つなぐ」インフラの意義

一人で救いきれないのであれば、各分野で最も信頼できる「仲間の力」を借りればいい。そう考えて、私は専門家グループを組織しました。

私たちの強みは、単なる専門家リストを提示することではありません。「どんな相談でも、まずは私たちが話を聞く。解決まで辿り着かなくても、まずは受け止めるインフラになる」という姿勢です。

ネット時代、専門家探しは簡単ですが、その人の「信頼性」を見極めるのは至難の業です。

  • 相談者にとって: 信頼している窓口から紹介された人だから、安心して本音を話せる。
  • 専門家にとって: 自分の専門性を理解している仲間からの紹介だから、スムーズにサポートに入れる。

この「信頼のバトン」があれば、不安を煽って商品を売りつけるような輩から、シニアのご家族を守ることができます。実際に、「もう少し早く相談を受けていれば、もっと良い提案ができたのに」と悔やむ誠実な専門家ほど、私たちの活動意義を強く認めてくれています。

  1. オンラインから、手触りのある「リアルな場」へ

現在、私たちはシニアのご家族が関心を持つテーマで、オンラインセミナーを毎月開催しています。そして、次なる目標は、オンラインの枠を超えた「リアルな会場での交流」です。 専門家と直接顔を合わせ、言葉を交わす。同じ悩みを持つ家族同士が、知恵を出し合う。そんな、体温の伝わるコミュニティを定期的に開催していくことが、今の私の目標です。

「お金」は人生のパズルの一ピースに過ぎません。健康も、やりがいも、家族の安心も揃って初めて、納得のいく人生が送れるのだと確信しています。「ぴんころ情報どっとこむ」は、シニアとその家族の、一番身近な伴走者でありたいと願っています。