今週に入ってから、明らかにリスク資産投資のムードが変わってきました。これまでは、例えば日本株では株価300円以下の低位株を対象にしたゲリラ戦でしたが、配当利回り狙いや割安を物色する大型株まで上昇するようになってきました。
数字で確認すると
ニューヨークダウ指数
年初12221ドルから12806ドルまであって現在12675ドル
米10年国債利回り
年初1.95%から1.84%まで低下した後2.09%まで上昇し、現在2.06%に
日経平均株価
年初8549円から8352円まで低下後、現在8857円
米ドル 年初76.69円→77.84円
豪ドル 年初79.52円→82円
特に注目すべきは、出来高が増えないと上昇が期待しにくい銘柄まで値動きが軽くなってきました。
例えば
銀行株 三井住友FG 年初2161円→2429円
例えば
トヨタ 年初2611円→2871円
外人買い入っていますね。欧州投資家売り、米系投資家買い。
欧州投資家がリスク資産を買わざるを得なくなる相場まで盛り上がるかどうか。
米10年国債利回りが2.1%に接近したのは久しぶり、もし2.2%台に乗せるようだとリスク資産への資金流入はさらに拡大すると私は思います。2%台を固めるようだと、可能性が高いでしょう。