「顔」がないことを心配する民主党、今が総理になる最後のチャンスと頭一杯の自民党に飽き飽きしているのに、準備不足で体裁整えるのに一生懸命、こちらは橋下市長の顔だけで当選を目論む「日本維新の会」。これじゃ、議員候補の選別に時間などかけられず、橋下チルドレンの乱発は仕方無しかと、頭を抱えてしまいます。多くの人は、昨日の公開討論会の様子を見聞きし、感じたのではないでしょうか?
いつの間にか、民主党は「原発ゼロ」で意見が集約されたとか。その過程は見えず、唐突感は否めません。つい、この間、最初から決めていたかのように踏み切った大飯原発再開。今、沖縄で大盛り上がりの「オスプレイ配備反対」についてはダンマリを決め込み、予定された10月配備までの日数を稼いでる様子も不誠実。ここは逃げずに、徹底的に話し合う時であるはずなのに。
「こんな大事な時に空白期間なんて作れるはずがない」。しかし、存在するだけで仕事をしない、能力がなくてできないのであれば、空白期間を作ってでも、新しい布陣で一歩を勧めて欲しいと願います。
米国のバーナンキ議長に続き、ECBのドラギ総裁の出現で、新しい何かを期待できるムードが高まりそうです。相対的に、「日本の残念」が目立ち、ますます存在感が薄く?、無くなりかけてきました。おそらく、バーナンキ議長やドラギ総裁の目には、「まだまだ、やりようはあるのにもったいない」と資源と時間の無駄遣いを指摘したい部分がたくさんあるのだと思います。