株式相場も為替相場も膠着状態に入っています。上か、下か。どちらかの方向に走り出しそうなムードが高まっています。それぐらい、現在の位置は居心地が悪く、どちらに振れても、結果市場では「やっぱりそうなったか」としたり顔になる相場展開だと思います。
ここから上値を追っても十分な利益は期待できないので短期決戦で利益確定が必要な相場にあるという覚悟が必要だと思います。しかし一方で、株安・円高に振れたとしても長くは続かないと思いますので、もし新規投資を考えている人であれば、新規投資を行う水準を今のうちに決めておいて準備をしておかないと投資機会を逸することになります。
私は現在の水準である1ドル=100円、日経平均株価9000円は、現在の投資環境で考える妥当水準だと考えています。したがって、ある程度リスクを覚悟の上での投資であれば、将来、精神的に大きな負担を抱え込むことにはならないのではないでしょうか。
ただし、相場は割安から妥当をめざす展開になって、いわゆる「妥当水準」が一番居心地が悪い状態です。さらに突き抜けて割高にならないとおさまらないのか、それとも妥当水準までの戻りでお役ごめんとなり下げに転じ再び割安に入っていくのか、その見極めの期間にあると考えます。
私は「為替の円安トレンドが転換しない限り、株式相場は大きく売られることはない」と見ているのですが、どうなるでしょうか。
実は私は小学生の頃から、当時老けた高校生と言われてデビューした「森田健作」に似ていると言われてきました。個人的に「森田健作」に好き嫌いはないですが、最近の完全無所属批判で告訴されるかもという話しを聞くと少し複雑です。
「わはっはっ」と笑って誤魔化そうとせず、「完全無所属で立候補し当選した今後の働きぶりを見てもらいたい」と真摯な態度で対応すべきだと思います。千葉県民にとっては、これからの働きが肝心なことなのですから、公約したことを具体的に進めていく実行と実績を求めることだと思います。もし「森田健作」知事がただ浮かれた、期待はずれな男であれば、その時は弾劾され責めを負われるべきでしょう。むしろ、今回の件で襟を正す結果となり、千葉県民に応援される知事になってもらいたいと期待します。それには、森田健作知事はちゃんとした説明を行い、非があれば、ちゃんとあやまるべきでしょう。
「完全無所属だから期待して票を入れたのに」という人が「とりあえず、千葉県を任せてみるか」と思える対応ができるか。「自民党色はあるけど森田健作に期待してみるか」と票を入れてくれた人もきっといるはずで、その人たちの期待に応えるためにも「誤魔化している」と見られる対応は残念です。千葉県民にとっても、こんなことで政治が停滞するのは迷惑でしかありません。知事の真摯な対応で、県民の期待に応えることを望みます。