六大学野球はついに早稲田が優勝しました。初めて六大学野球を見ました。大変な盛り上がりようでした。サッカーに押された野球でしたが、世間は野球に興味を無くしたわけではなく、やはり魅力に欠けていた、魅力作り、ファン作りを怠ってきたツケが人気低迷の原因だったのかも知れません。たった一人、斉藤佑樹という、さわやかな一年生投手の存在で、こんなにも見方を変えてしまうなんて。我々は感動に餓えているんですねえ。
それに比べて、政治のつまらないこと。これだけ国民が関心を持っている「年金」の話題にもかかわらず、与野党共に、国民として納得する各論の話にいつ入るのか、時間をいたずらに費やした無駄話ばかり。聞いている時間が無駄で、非常にもったいなくて、チャンネルを換えてしまいます。これが狙いでしょうか。全く、不愉快です。
「責任者出てこい」と言ったら、「どこまで出したらいいですか?」と聞かれかねないほど、呆れるほど該当者が多い、無責任の放置状況。
「今まで何もやってこなかったんですね」と言えば、「これはやりました」と真顔で言われ、「そんだけしかやってこなかったのか」という事実に国民はびっくりすることになるかもしれません。
私だけでしょうか?最近投資の環境もつまらないですねえ。なんかワクワクする気持ちになれません。「何でこんなに買われているんだろう」という答えとして、「売る人より買う人のほうが多いから」という需給関係でしか説明できない現象が多くなっているからかも知れません。「何故だか上がる」は「何故だか下がる」の裏返し。こういう相場は人を惑わします。こういう相場が続くと、投資に疲れてドロップアウトする人が増えるんです。
こんなときはのんびりと、良い空気を吸って、ボーッと空の雲の流れでも眺めていたいですね。「疲れるなあ」と感じたら休みましょう。いずれワクワクする場面が必ず来ますから。