12月注目されている米国FOMCの政策金利決定を控えて、当面の円安・株高の戻りが見えたようですね。立ち合いの当たりで決まってしまう一発相撲のように、一方的な動きが続いています。円高に振れたと思ったら円安に振れ、株安に振れたと思ったら株高に振れる。しかし、長続きしない、淡白な動きです。
淡白な動きといえば、独立法人の改革はどうなってしまうのでしょうか?独立法人は整理・合理化することで、すでに決まっていたのではないでしょうか?
新聞の文言には「整理・合理化の方向で」などと書かれていました。方向で・・・。
「閣僚・政治家の抵抗にあい」という理由らしい。ここで、「独立法人の改革をやらない。できない」というのであれば、後世でちゃんと責任を明確にするために、「誰が何で反対しているのか」、そして「どうなったら整理・合理化に賛成するのか」を明確に文書に残したらどうであろうか。
やるのかやらないのか、やる気がないのか。いつやるのか、いつまでにやるのか。
この期に及んで、「ただやりたくない。ただ反対」とごねているわけではないでしょう?
あんなに時間をかけて、独立法人の改革を議論して決めたはずなのに。
「やらない」なら、国益として「やらない」方がよいという説得をできるだけ丁寧にわかりやすく国民に訴えていただきたいものです。自分の言葉に責任を持つ。
我々はどれだけ長く生きたら、政治家さんが言っていることが実現する日を迎えることができるのでしょうか?