宝くじに賭けた苦い経験!!

私はジャンボ宝くじを楽しみにしている人間です。「当たったらどうしよう」と使い道を考えると楽しみですよね。あまり現実的ではないので、結構気前よく親族にあげたりする一方で、妙に現実的になって「まず畳の張り替えをしよう」と細かいことまで考えに入れたり。私のように、「ジャンボ宝くじは買う」という人は世の中に2割、毎月1回以上宝くじを買う人、宝くじファンと言うそうですが、1割いるそうです。
 冷静に考えると宝くじは割りが悪く、1枚当たり当選金に回るのは45.8%しかありません。参加した途端に、半分以上没収されるわけです。そもそも宝くじは当たらないものと考えてやるから許されるものです。一度だけ、私は一生の運を賭けてジャンボ宝くじを20万円買いました。そのときは当たりを確信したのです。結果は惨敗。いくら当選金があったかも今は覚えていません。ショックの余り、当選金を受取にもいきませんでした。
 私のこれまでの買い方は連番10枚とバラ3枚でしたが、今回は家族で1枚ずつ、4枚買いました。戦利品は3000円。1200円で3000円ですからまずまずの結果です。嫁さんに「ケーキでも買うか」というと、「次回に回したら」と答えが返ってきました。こうしたお金は一回きりで考えて、物に換えるか、腹に入れた方が私は良いと思うのですが。
 私にひとつこだわりがあります。私が毎回購入する窓口には、「当店から当たりが出ました」的な宣伝がまるでありません。結構古くから開いていると思うのですが。だから、私は敢えてこの窓口で宣伝1号になろうと密かに思い、頑固に通っているのです。
 300円で毎回こんなにワクワクできるなら安い物です。300円の投機をあきらめない限り、私は1億円を手にする過程にあります。同じ夢を買うなら、「20万円を賭けて当てるぞ」と気負うよりも、「また次回もがんばるぞ」と次につながるアプローチのほうが良いことも経験で学びました。継続は力なり。