本日、日経CNBCの方と打ち合わせをしました。このブログを読まれている方は、「またかよ」と思われるかもしれませんが、「2009年は債券投資、日本株式投資の双方共に、さらにチャンスの年」だと考えています。
「あなたが外貨投資がチャンス、日本株投資がチャンスといい続けて、どれくらい経つのか。そんな的外れな見方をしてて恥ずかしくないのか」と厳しいお声もあるかと思いますが、それは受け止めます。しかし、それでも敢えて言わせていただきます。なぜなら、投資は割安な時期にやったほうが後が楽になります。底だった時期は後にならなければわかりませんし、その時期をあてることは困難です。しかし、割安近辺で投資することは誰にでもできます。ただ普通の人は手が出ません。だから、割安に放置されているのです。その割安な時期が2008年であり、2009年、もしかしたら2010年までかもしれません。しかし、それはその後の5年、10年の大きな収穫に向けての投資です。
今私が心配しているのは、誰にも相談できず途方に暮れ茫然自失の凍死家の数がここにきて相当増えているのではないかということです。私のクライアントの多くは、どちらかというとバブルの時には慎重に対処して、割安になってから投資している人なのですが、それでも、ここ最近の下落では「投資のこの先を不安に思う人」が増えました。
しかも、リスクは承知の上で、よく投資を勉強し、自分なりの考え方がある人ほど、やられかたが大きい傾向にあります。相場が下落して割安になったと判断をし投資を行い、二次遭難、三次遭難にあってしまった感じです。みなさん自信を失っています。ましてや、投資経験の少ない方にとっては
心細い思いをされているでしょう。どう対処したらよいかもわからず、縮こまっている方が多いと思います。
12月8日、10日のセミナーや今後のセミナーなど、今後一般の方向けにお話しする機会では、投資家や預金者が「凍死家」に入り込んでいかないように提案したいと思います。「眠ったら終わりだよ」と声がけを繰り返していきたいと考えています。