日中、日韓の首脳会談で、やっとアジア外交の仕切り直しができたと喜んでいる最中に行われた北朝鮮の核実験。そしてテポドンの再発射も考えているとの噂もあります。
これまで常に擁護する立場で動いていた中国・韓国はかなりショックを受けたことでしょう。話し合い、協調という外交カードを持ち合わせていない相手と確認できた以上、こちらも仕切り直しで考えていかざるを得ません。
こうした緊張は投資活動を制約します。「借りてまで投資する」ことに躊躇します。日中韓の経済に翳りを与えるようなことが発生すれば、世界経済にも影響が及ぶ可能性があると頭に置いて投資する必要があるでしょう。
「虎穴にいらずんば虎児を得ず」。困難に立ち向かわないと大儲けはできないと割り切って投資できる人なら別ですが、ここは当事者としてではなく、冷静な目で今後の行方を受け止めて行動することをお勧めしたいと思います。リスクをたくさん取れば大きなリターンが約束されているわけではありません。例え儲かっても「あんなに苦労したのに・・・」。よくあることです。