国が何をやってくれたか!!

 石原都知事が予想外の大勝で都知事選の幕が閉じました。私は石原都知事の「国がこれまで何をやってくれましたか?国が出来ないなら地域から変えます」というメッセージが印象的でした。地方分権の時代が明確になってくれば、大きな政府は小さな政府に、地方の役割が大きくなります。国におんぶにだっこの地方ではなく、地方がリードしていくという気概がリーダーに求められます。上ばかりを見て、おこぼれを期待する知事や議員ばかりの地方・市町村は、間違いなく切り捨てられてしまうでしょう。
 滋賀県民は行動を起こしましたね。東海道新幹線新駅を反対し支持され当選した嘉田知事に対し、高圧的に反対してきた自民党県議員は惨敗しました。住民の声を受け止めず「決めて動いてしまったことを今更変えれるわけがないじゃないか」という一点張りでは、住民の納得が得られなかったということでしょうか。一旦結果を受け止めて、賛成者、反対者が揃い、何がベターなのか選択肢を探り積み上げていく過程を、もっと住民に開示すべきだったのでしょう。もちろん、そこに不正があれば正し、責任を明確にすることが大事だと思います。
 それにしても黒川紀章さんはすごいですね。よく全国ネットで、あんな歌声を何度も披露しましたね。本当に歌が好きなんでしょうね。それから、ドラエモン「吉田万三」さん。いいキャラしていますね。今回の都知事選で、私の大きな収穫は「吉田万三」さんという人物を知り得たことです。もっと見たいと思いました。