1ドル=100円、日経平均株価九千円。いつか見た風景が見える!!

 1ドル=100円、日経平均株価が9000円となり、ふと回りに目をやると、いつか見た株価があったり、いつか見た為替水準があったりします。
「そうだよなあ。トヨタが解散価値を2割も下回っていたなんて、やっぱり割安だったよなあ」とか。「そうだよなあ。豪ドルの55円はいつでも押さえられる水準ではないよなあ」とか。
「そうそう、この水準でも割安だと思って買っていたよなあ」とか。
それぞれの思いがよみがえってくる水準ですね。そういう意味では、とても強気でハッピーな気持ちにはなれないけど、やっと回りが眺められる状況になってきた感触ではないでしょうか。
 このまま1ドル=100円、日経平均株価9000円を固めて、さらに円安・株高の悠々たる流れに簡単に変わるとは思いませんが、市場にやっと春らしさが戻ってきたのは好ましいことですね。
今来週は楽しみな流れが続くように思います。