「相場を注視している」という福田首相と政府要人は何を考えているの??

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 報道では、福田首相は株式、為替、原油などの市場動向に神経をとがらせているとのこと。新聞の文字では、これを注視というようです。
 額賀財務相は、国内総生産(GDP)の7月ー9月期の速報値がプラスに転じた数字を見て「住宅着工の減少が内需に響いているが、なおプラスになったことは経済の回復基調がしっかりしているということだ」とコメントしました。
 渡辺金融相は「現在までのところ日本の金融システムに大ダメージを与える状況になるとは考えていない」と強調されたそうです。
 福田首相は市場を見ていて、どうなったら、何をしてくれるのでしょうか?注視というのは眺めるだけとは意味が違うのでは。

 額賀財務相のコメント。これって改めて言うこと?そのままじゃん。

 渡辺金融相の言うことも、「今までのところは誰だってわかっているよ。これからに関心があるんだよ」と思いません?
 それに比べると、米国のバーナンキ議長は偉い。サブプライム問題で混乱した当初から、今後の予想損失額をはっきりさせて説明していました。実際は、その後損失額の増額修正しましたが、その増額修正もテキパキという印象です。
 「悪い話しを正直に早く明らかにすること」、これが混乱を収める基本です。
 市場の噂が先回りして、政府筋が事実を追認する、ぶざまなことにならなければと祈っています。
 本当に日本ではサブプライム問題はさほどのことではないのでしょうか?サブプライム問題は欧米が震源で日本に飛び火することは有り得るけど、日本が震源になって市場が動揺する事態にはならないのでしょうか。実態が見えていて安心しているのか、見えていなくて安心しているのか。
 政府要人のコメントを集めても、どこまで真実に迫っているのかが伝わってきません。他人事のように聞こえてしまいます。

「株価が下がりました」

「為替が円高になりました」
「企業業績の先行きに不透明感があります」
そんなことは、あなたに聞くまでもありません。もっと投資家に先が見えるような話しをしてくれないでしょうか。
 相場は少し戻り加減。下げすぎた後の居心地が良い場所を探しています。年末に向けて、どんなことが起こるのでしょうか。
「相場のことは相場に任せるしかありません。市場を注視するのみです」と福田さんみたいなコメントで本日は締めたいと思います。

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