今月の視点

今月の視点

今月の視点 2025年4月

不確実性が高まる株式相場に向き合うコツ最近、メディアがマーケット動向を解説する際、「不確実性が高まっている」とコメントすることが増えています。将来の出来事や結果を予測することが難しくなっているためです。この不確実性への懸念から、「米国株1強...
今月の視点

今月の視点 2025年3月

2025年は預金獲得競争の激化が予想される国債利回りは3%が均衡点か日銀は、政策金利(無担保コールレート翌日物)の誘導目標を2024年7月に0.25%程度、さらに2025年1月には0.5%程度に引き上げました。2024年7月の利上げ後、円安...
今月の視点

今月の視点 2025年2月

日銀が利上げを決定する絶好のタイミングだった●追加利上げに踏み切った日銀日銀は、1月24日に開かれた金融政策決定会合で、マーケットの予想通り、政策金利を0.5%に引き上げました。これは17年ぶりの高さです。年初の段階では1月の利上げを予想す...
今月の視点

今月の視点 2025年1月

トランプ・ショックに身構え準備するFRB注目されていた12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)は3会合連続の利下げを決定しました。一方、日本銀行は、3会合連続で政策金利の据え置きを決めました。米国が0.25...
今月の視点

今月の視点 2024年12月

2025年、為替は1ドル200円もあり得る2024年11月5日の米大統領選でトランプ前大統領の優勢が伝わると、ドル円為替は1ドル151円台から156円台まで円安・ドル高が進みました。トランプ次期大統領が掲げる政策が、米国にインフレを再燃させ...
今月の視点

今月の視点 2024年11月

米ドル以外で通貨分散したい人にお勧め期間10年の米国債利回りは、米国の政策金利が11月、12月に大幅に引き下げられること先読みする形で、一時、3.6%程度まで急低下しました。最近では4.2%台に急上昇し、政策金利を0.5%引き下げる前の、7...
今月の視点

今月の視点 2024年10月

「資産価値を守る」を優先する投資環境になる9月27日夕方、自民党の新総裁に石破茂氏が選出されると、1ドル146円台半ばだったドル円相場は142円台まで円高ドル安に、日経平均先物の夜間取引では、日中の終値から2千円超と大幅に下落しました。こう...
今月の視点

2024年10月17日生活設計塾クルーセミナーの告知です!!

2024年10月17日生活設計塾クルーセミナーの告知です毎年恒例の生活設計塾クルー主催セミナーで私の順番が来ました。日時:2024年10月17日㈭19時参加費用 1100円タイトル「知っておきたい債券投資の魅力~投資で失敗して後悔しないため...
今月の視点

今月の視点 2024年9月

20年安心して保有できる、だから選ぶ米国国債●金利低下で米国国債の妙味は?パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、8月23日のジャクソンホール会議の講演で、「政策を調整すべき時が来た」と述べ、2022年7月に5.25%~5.5%に引き...
今月の視点

結果論からNISAの制度を否定する人から何を学べるのか??

昨日、日経平均株価が4451円下落し、本日は3217円上昇しました。7月11日につけた高値42,426円から8月5日に付けた安値31,156円までの下落幅は11,270円。26%の下落率になりました。この間、ドルは1ドル162円から141円...
今月の視点

今月の視点 2024年8月

このレポートは2024年7月30日に書いたものです。その後、株価は大きく下げ、円高・ドル安が進み、米国10年国債の利回りが急低下しました。以下がその内容です。米国景気は本当にソフト・ランディングするのか7月10日に1ドル162円程度だったド...
今月の視点

今月の視点 2024年7月

2%未満の個人向け社債の条件なら妙味なし●個人が金利への関心を高める時投資相談を受けている上での印象ですが、個人投資家には「1%の壁」というものがあると考えています。1%以上の確定利回り商品が増えてくると、金利への関心が急に強くなり、より高...
今月の視点

2024年6月 今月の視点

米国債利回りが低下しても、円高は当面なし●日米の金利差は縮小してきたこの3月、植田日銀がマイナス金利を解除し、GW中に政府が3度の為替介入を行いました。その後、日本の10年国債利回りが0.75%から1%程度まで上昇してきたため、介入前には4...
今月の視点

今月の視点 2024年5月

国内金利は上昇しても1ドル140円を割らない(このレポートは、政府・日銀が為替介入を行う前の4月30日に書いたものです)●金利上昇を容認する政府・日銀財務省・日本銀行は、内外金利差を縮小させるために、国内金利の上昇を容認せざるをえない状況に...
今月の視点

今月の視点 2024年4月

1~2年先には日本も3%が当たり前になる?●円キャリー取引が円安を促す日本銀行がマイナス金利を解除する前には、日米の金利差が縮小し、為替は円高・ドル安基調に転換するとの見方がありました。しかし、現在までのところ、逆に円安が進み、財務省がいつ...
今月の視点

今月の視点 2024年3月

積立投資は損を抱えたときこそチャンス!●新NISAを始めることが目的?日経平均株価は2月22日に3万9088円で終え、1989年末に付けた3万8915円の高値を34年ぶりに更新しました。株式市場の高値更新は日本だけではありません。世界主要国...
今月の視点

今月の視点 2024年2月

結局わからない新NISAへの取り組み方●新NISAは2つに分けて検討する 「新NISAは年間の投資上限額が最大360万円に拡大されて長期的な資産形成に適した制度。活用しないのは損です」と聞いて、金融機関の窓口を訪ねたり、インターネットで調べ...
今月の視点

今月の視点 2024年1月

2006年頃の環境を参考に今後を考える最近米国では、懸念されていた景気後退が深刻なものにはならず、ソフトランディングするとの期待が高まっています。これは米国のインフレ率が鈍化していることや、これまで「インフレを退治するには一時的な景気後退に...
今月の視点

今月の視点 2023年12月

日米金利差で円安基調は続くが円高に急変する波乱もあり●経済指標で一喜一憂する展開2022年、FRB(米連邦準備制度理事会)がインフレを抑え込むために政策金利を引き上げ始めた3月以降、世界的にゼロ金利の時代から金利がある時代へと変わってきまし...
今月の視点

今月の視点 2023年11月

5%超えで米国債に投資妙味!いつまで続く?長期金利の上昇要因に変化が・・米10年国債利回りは、金融危機発生前の2007年7月以来となる5%を超える水準まで上昇してきました。さらに、米30年国債もまた5%を超える水準にまで上昇してきたことに私...